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計算機による "物理実験" - 物理工学実験III(化学物理1)

Cygwinで日本語を使いたいJAPANESE ON CYGWIN

文字コードの設定(UTF-8)

Cygwin で以下のコマンドを実行すると、それ以降、メッセージが日本語になります。
export LANG=ja_JP.UTF-8
これは、文字コードを日本語の UTF-8 に設定することを意味しています。 UTF-8 は最近の Cygwin や Linux で標準の文字コードになっており、多国語に対応しています。

ところで、Windowsで標準の日本語文字コードは Shift-JIS(SJIS)と呼ばれるものです。 何も意識せずにファイルを作成すると、そのファイル内の日本語文字コードは Shift-JIS になってしまいます。 この場合、文字コードを UTF-8 に指定してファイルを保存する必要があります。

文字コードをUTF-8にして保存

Windows のメモ帳で日本語を含んだプログラムを作成し、メニューで [ファイル(F)] → [名前を付けて保存(A)] を選びます。 以下のようなウインドウが開きますので、文字コードを UTF-8 に指定して、[保存(S)] ボタンをクリックします。
秀丸エディタでも、同様に、保存時に文字コードの指定ができます。 メニューで [ファイル(F)] → [名前を付けて保存(A)] を選び、 以下のように、エンコードの種類を Unicode(UTF-8) に指定します。
一度 UTF-8 で保存したファイルは、次回からは、特に何も指定しなくても、UTF-8 で保存されます。 電子計算機のサンプルプログラムは UTF-8 で作成されていますので、 ホームページから直接ダウンロードした場合 (表示画面のコピー&ペーストではなく、リンク先のファイル sample1.c 等を直接保存した場合)は、 文字コードを特に意識しなくても大丈夫です。 自分で最初からファイルを作成した場合は、上記のように、文字コードを指定してください。

なお、文字コードが違ったプログラムを Cygwin で実行すると、 画面出力が文字化けして、何が書いてあるのかわからなくなります。


物理工学実験III(化学物理)担当

玉井 良則(分子科学講座)
総合研究棟5階 東棟